写真はBEKOMAT 3LA 無負荷バルブ付ドレイン
多段式ターボコンプレッサーのインタークーラーは、無負荷時、ゲージ圧が大気圧まで落ちるため、BEKOMATの排出モードで、ダイヤフラム弁を上に押し上げることができず、通常のBEKOMATではドレイン排出ができません。このため、LAバージョンでは無負荷バルブが付属しており、パイロットラインからのエア圧を検知して、0.06MPa以下になると、無負荷バルブから主に残留ドレイン水が排出されます。無負荷バルブ付でないBEKOMATの場合、無負荷運転時、圧力が下がると、アラームになりますが、これは故障ではありません。圧力が上がれば、又、ドレイン水が排出され、アラームが自動的に解除されます
ドレイントラップの信頼性を疑う余り、バイパスを開放してエネルギーを無駄に費やしていませんか。
特にオイルフリーコンプレッサーの場合、配管系統がよく錆びるため、ドレイントラップが一般によく詰まる傾向があり、現場の方は、ドレイントラップは詰まるものだという先入観念があります。これは、ドレイン水は、本来水ですから、中性のはずですが、空気中のNOxやSOxを吸いとって、酸性に回るため、配管系統を錆びさせてしまうからです。給油型コンプレッサーの場合は、油の働きで、酸化をある程度防ぎますので、特にオイルフリーコンプレッサーを使用している所に、ドレインの詰まりが多いのです。
ここで、覚えておいて損はない数字をお教えします。10mmの口径からゲージ圧0.7MPaで毎分のエアロスは、7.42M3になります。10mmも開けていないというお客様は、例えば、5mmであれば、面積比ですので、毎分のエアロスは、7.42M3の1/4になります。例えば、1996年の12月に、私より、10台のBEKOMAT6LAを購入されたお客様は、1000kWの2段式ターボコンプレッサー5台用でしたが、3mmのオリフィスからエアを常時ブローさせながら、ドレイン抜きをされていました。この場合、毎分のエアロスは、いくらになるでしょうか。
7.42M3 x 0.3 x 0.3 = 0.668M3
になります。
年間のエアロスは、
0.668M3 x 60 x 24 x 365 = 351,100M3
にもなります。
1M3当たりのコストを1円としても、年間のエアロス発生量は、35万円になります。これだけ、アフタークーラーから損失をしていました。
さらに、危険なことは、3mm程度のオリフィスですと、錆で詰まらないという保証はありません。
この場合、BEKOMATに交換すると、BEKOMAT 13, 14, 3LAでは、排出部の口径が6mmあいており、又、BEKOMAT6LAやBEKOMAT16COでは、排出部の口径が12mmもあいているために、錆で詰まる確率がきわめてゼロに近くなります。さらに、アラームモードがあり、万が一、錆で詰まった場合、1分間以上、センサー部が浸りきりになると、アラームLEDが点滅して、詰まりを知らせます。又、アラーム信号を無電圧接点より外部に送ることも可能です。又、アラームモードになりますと、4分間毎に7.5秒ずつ、弁が開きますので、その間に、詰まりが解消すれば、又元の排出モードに復帰します。
ドレイントラップが詰まったりエアが吹きっぱなしになったら、一度、ご相談下さい。
製造現場で、コンプレッサーのドレインが詰まったり、エアが拭きっぱなしになっている所は、しばしば見受けられますが、誰からも気にされず放置されていることも、かなりあります。運よく、誰かがきずいても、又、同じものに交換されて、又、時間が経過すると詰まるということが繰り返されています。運よく発見したら、弊社へご相談下さい。適切にアドバイス致します。
冷凍ドライヤーの下流側のユースポイントで、突然、ドレイン水が出始めた。
原因として考えられる中に、冷凍ドライヤーのドレイントラップの詰まりが考えられます。ドレイントラップが詰まりますと、露点が急激に上がります。例えば、圧力露点2℃で設定していたとして、冷凍ドライヤーで発生するドレイン水が、ドレイントラップの不良で排出されませんと、圧力露点が10℃位まで、跳ね上がり、現場で、水が発生することになります。このため、現場でもドライヤーを設置される工場もありますが、ある工場で、製造現場で、ドライヤーを設置したが、ちっともそこからドレイン水が出てこないという例がありました。種明かしは、私が、コンプレッサー室のドライヤーのドレインをBEKOMATに交換しておいたのです。
ドレイン水が白濁していて、比重差では油水分離できずに困っている。
白濁しようがなにしようが、お構いなしという工場は、流石に減ってきました。白濁の原因は大きくわけると、二つあります。空気中にエマルジョン化を促進する物質が含まれている場合が第1番目。ドレイン水は、空気中のありとあらゆる物質のカクテルです。その中に、エマルジョン化を促進する物質があれば、白濁します。第二番目の原因は、ドレイントラップにあります。エアと一緒に高速で、油と水が混じりあうと、マイナスの電荷が発生します。油は隣同士くっつきあって、ある程度の大きさになると浮上しますが、1ミクロン程度でマイナスに帯電しますと、マイナス同志反発しあい、大きくなりえず、浮上できない状態がエマルジョンです。大気中に含まれる物質による白濁は、セパレイションファンタジアで比較的簡単に無色透明になります。しかし、ドレイントラップが、エアと一緒にドレイン水を排出するタイプ、すなわち、タイマー式電磁弁型や、手動バルブ、あるいは、フロート式でも、異物が噛みこんで、エアがふきっぱなしになると、とたんに、白濁してしまいます。この場合、白濁を止めるための、装置が大型化し、なお且つ、フィルターの交換頻度が高くなるため、ドレイントラップを、排出時にエアを漏らさないタイプに交換すべきです。BEKOMATは排出時、無駄な圧縮空気の漏れがありませんし、異物が噛みこんで、エアが拭きっぱなしになることもありませんので、お勧めです。又、油水分離装置は、弊社で製造しているセパレイションファンタジアがお勧めです。これは、ハウジングは外注で、フィルターを弊社自社開発のエマルジョン分離フィルターを使用しています。
有限会社ケンサイ・インターナショナルからBEKOMATは購入できますか。
もちろんできます。本体の販売のみならず、部品の販売、設置上、動作上不明なことがあれば、どしどし、お問い合わせください。
1996年3月に九州で、ドイツのドレイン排出器と油水分離装置の専門メーカーの営業マンと会ったのがきっかけで、このBEKOMATドレインの販売に全身全霊を傾けてきました。当時私は、半導体工場をサポートしている会社に所属しておりましたが、私だけ、製鐵、自動車、造船といった重工業関連を一人で回り、九州地区の主だった会社は1年で回り切り、さらに、全国展開をしてきました。日本市場に必死に種をまきつづけてきたわけです。1996年11月には、当時の社長故コッホ氏から、一部のOEMを除いて、日本での独占販売権を受け取って欲しいという、ありがたい手紙も受け取っており、その後2回、ドイツのノイス市にある、このメーカーで研修も受けており、修了証書も授与されています。日本で、一番長く、このドレインの販売に専従してきたという自負があります。使い方と機種選定さえ間違えなければ、非常に信頼性の高い商品です。弊社は1台1台、適正に設置されているかどうか、きちっと動作しているかどうか、地道に確認をしながら、お客様へのサポートと販売を続けております。この商品の発音は、欧米人は、ベコマートと発音しており、私もずっと、この発音で販売してきましたが、なぜか、ベコマットと発音される方が多いようです。BEKOという名前は、故コッホ氏の名前から由来しており、ファーストネームの二文字と、ラストネームの二文字をあわせて、BEKOと名前がついたと聞いております。マートというのはおそらく、英語のメイトの意味のドイツ語ではないかと思います。決して、マットではありません。布団や畳を売っているわけではありません。
機種選定方法について : 中に入っているダイヤフラム弁が上下運動100万回を保証していますが、1年間以上ダイヤフラムが持つという前提で、機種選定をしています。つまり、年間のドレイン発生量の概略は、コンプレッサー容量というパラメーターが一番大きな要素ですので、コンプレッサー容量に応じて、機種選定を行います。一部誤解されて、口径だけで、決定されてしまう例もありますが、あくまで、ダイヤフラム弁を1年間以上持たせることが基準になっています。ただ、近年、ドレイン発生量の少ないコンプレッサーも出てきており、いたずらに大きなタイプを選定する必要がないケースもあります。弊社の方針は、お客様の設置場所に合わせて、適正なモデルと設置方法をセットでご提案しております。従い、商品名だけでお問い合わせを受けた場合、対応しかねる場合もございますので、その点、ご了解をお願い致します。問題解決型の商品が問題を引き起こすことをさけるためですので、よろしく、ご理解をお願い致します。尚、多段式コンプレッサーについては、各段の圧力とコンプレッサーの容量がわかれば、各段のドレイン水発生量は、負荷率100%と仮定して、概略で計算ができます。その計算値に基づいて、適正機種を選定しております。
主な交換部品リスト
お見積り依頼はこちらに
ダイヤフラム弁 + ダイヤフラム抑えバネ (13, 13CO, 14, 14CO, 16CO, 3LA, 6LA共用)
ダイヤフラム弁+バネは上下運動100万回を保証していますが、100万回を過ぎますと、ちぎれます。
磨耗部品セット (13, 13CO用)
磨耗部品セット (14, 14CO用)
磨耗部品セット (16CO用)
電磁弁ユニット (13, 13CO, 14, 14CO共用)
電磁弁取付キット (13, 13CO, 14, 14CO共用)
電磁弁ユニット (16CO用)
電磁弁ユニット (6LA用)

設置上の注意事項について
取扱説明書に設置上の注意事項について、きめ細かく、図示されておりますので、よく御覧になった上で、設置をお願いします。お客様で取り付けた後、設置状況を確認のため、現場に出張する場合が多くありますが、その際、よく、見かける間違いについて、下記に記しますので、参照して下さい。
1. 均圧管の圧力の方が、ドレイン入口側の圧力より高い場合、動作しません。この場合、テストボタンを押した時のみ、排出します。必ず、均圧管は、ドレイン入口側と同じ圧力か、若干低い圧力になるように配管時注意して下さい。テストボタンを押した時しか排出しない場合、均圧管を取る場所に問題がある場合が多く見受けられます。
2. 13型、14型が床置きになっている場合、しっかりと、床に固定されていないことが原因で、排出時、ドレインが動いてしまう場合があります。この場合は、別売の固定金具等で、しっかりと固定して下さい。(見積もり依頼をご希望の際は、お問い合わせメールよりお願いします。)
3. 屋外設置について
屋外に設置される場合、必ず、雨が直接かからないように、して下さい。本体には、オオリングで、防滴構造にはなっていますが、どしゃぶりの雨には、コントロール基板に水滴がつき、誤動作の原因になります。コントロール基板の不具合の原因のほとんどは、水が原因しています。
4. 機械的振動が、継続的にドレインに与えられると、壊れる場合があります。
特に、レシプロコンプレッサー等、機械的振動が常に、ブルブルと、ドレイン本体に与えられますと、本体内部の基板上の部品が外れ、壊れる場合があります。コンプレッサーより、振動が継続的にドレインに加わらないように、設置上注意して下さい。
5. ドレイン上流側のバルブは、ボールバルブを使用して下さい。
お問い合わせはこちらに。
お見積り依頼
部品在庫一掃セール (対象は、工場のみ)、平行ネジのボールバルブです。(1/4",1/2",3/4")
BEKOMAT13/13CO用接続キット1(XE KA 13 003)

BEKOMAT14/14CO用接続キット1(XE KA 14 004)

マイグーちゃんキャペーン実施中
弊社より出荷される、BEKOMAT本体および部品には、マイグーちゃんが同梱されます。
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